2.2. ProofXアプリ

本ページでは、ProofXアプリの開発ロードマップの概要をご説明します。各フェーズで何ができるようになるかを記載していますので、ご参考ください。

なお、詳細は後述しますが、Q3にリリース予定のProofX Webアプリ正式版では、ウォレットアドレスがなくともQRコードの読み取り等が可能な仕組みとする予定です。この仕組みにより、まだウォレットアドレスを持っていない方でも、ProofXを利用することが可能となります。

ProofXのチェーン

ProofXは、Stake Technologiesが開発する日本発のパブリックブロックチェーン「Astar」の採用を予定しています。

ProofXを利用することは、間接的にAstarを応援することにも繋がります。

ProofX Webアプリβ版(2022年 Q2)

ProofXアプリβ版では、ウォレットアドレスがあれば、誰でも簡単にNFTを発行することができます。

具体的には、以下の3つから、NFT発行者がNFTの発行方法を選択することができます。

  • QRコード+位置情報認証

  • ワンタイムQRコード

  • ワンタイムURL

※QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録商標です。

■ QRコード+位置情報認証

これは、店舗や観光施設など、「特定の場所に来た証明としてNFTを発行する」場合に適した方法です。

NFTの発行者は、予め店舗等の情報を申請いただきます。そして、QRコードが読み取られる際に、スマートフォンの位置情報を照合することで、「QRコードを読み込んだ人が、本当にその場所にいるか」を判定した上で、NFTを発行します。

この仕組みにより、QRコードデータがインターネット上で流出した場合でも、実際に店舗などを訪れていない人はNFTを発行できません。

■ ワンタイムQRコード

これは、小売店やクリエイターの方がイベント出店したお店などで、「購入者特典としてNFTを発行する」場合に適した方法です。

一度だけNFTを発行できるQRコードを、必要な数だけ私たちから申請者へお渡しいたします。

例えば、購入者特典としてNFTをプレゼントする場合、QRコードを印刷した紙を会計終了後に手渡します。購入者はカメラでQRコードを読み取り、ProofXアプリ上で発行できます。1度NFTが発行されると、そのQRコードは使用済みとなり、NFTの発行はできなくなります。

■ ワンタイムURL

これは、オンラインのイベントや勉強会など、「オンライン上のイベント参加実績などを証明するNFTを発行する」場合に適した方法です。

一度だけNFTを発行できるURLを、必要な数だけ私たちから申請者へお渡しいたします。

例えば、オンラインで開催した勉強会の参加者に、参加の証明としてNFTを配布する場合、予め勉強会の申込時に取得したメールアドレス宛に、ProofXのURLを送信します。参加者はURLを経由してProofXアプリ上でNFTを発行できます。1度NFTが発行されると、そのURLは使用済みとなり、NFTの発行はできなくなります。

ProofX Webアプリ正式版(2022年 Q3)

正式版では、ウォレットアドレスを持っていない方でも、ProofXの利用が可能になります。

  • ワンタイムID

  • メールアドレス

  • ウォレットアドレス

上記のいずれかでProofXにログインいただき、QRコードの読み取りなど、ProofXの機能が利用可能になります。

ウォレットアドレスでログインした場合は、QRコードの読み取りやURLのクリック後、即時にNFTが獲得できます。

他方、メールアドレスやワンタイムIDでログインした場合は、QRコードの読み取りやURLのクリック後、「NFTを発行する権利」が獲得できます。そして、後日ウォレットアドレスの発行後に申請いただければ、当該ウォレットアドレスにNFTを発行いたします。

ProofX iOSネイティブアプリリリース(2022年Q4~2023年Q1)

ProofXのiOSネイティブアプリを2022年Q4~2023年Q1にリリース予定です。

ProofXでNFTを発行したい場合

ProofXの申請フォームより誰でもNFTの発行を申請することができます。

今後、ProofXアプリのリリース後は、申請用のWebサイトの構築を予定しています。

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