参考1:「経験データ」とは何か

経験データの定義

経験データとは、「リアル・バーチャル問わず、あなたが経験したすべての事象の記録」を指します。以下に、経験データの一例を示します。

  • リアル世界における、参加したイベント、外食でよく利用しているお店、行ったことのある銭湯・サウナ、旅行したことのある地域、宿泊したことのある旅館・・・etc

  • バーチャル世界における、参加したオンラインイベント、購入した商品、検索した情報、よく見ている動画、SNSでの交流・・・etc

以下の図に示すように、経験データとは、これまでリアル・バーチャルで取得されてきた様々なデータを包含する、より抽象的な概念です。

十分蓄積された経験データは、あなたのアイデンティティとなる

「Wallet As Identity」や「Identity Wallet」という言葉が使われることがあります。これは、Web2の世界では、「ID」に個人のアイデンティティが紐づけられていたのに対し、Web3の世界では、「Wallet(ウォレット)」に個人のアイデンティティが紐づけられるということを指しています。

Web3の世界では、自身のウォレットを接続してサービスを利用することになります。そこに蓄積したデータは、まさにあなたのアイデンティティとなる、と言われています。

上記の文脈で、現在の仮想通貨やNFTの売買履歴、使用履歴だけでなく、ProofXのNFTを通じて経験データまでがウォレットに十分に蓄積されたらどうなるでしょうか。

間違いなく、ウォレット(=ウォレットに蓄積されたあなたの経験データ)は、あなたのアイデンティティとなることでしょう。そして、経験データが蓄積されればされるほど、ウォレットはあなたのアイデンティティを、より正確に表すことができるようになります。

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